シトルリン
2-アミノ-5-(カルバモイルアミノ)ペンタン酸

天然に存在するアミノ酸で、1930年、日本においてスイカ(学名:Citrullus vulgaris)より発見された。野菜類では、スイカ、ゴーヤ、 きゅうりなどに多く含まれるとのこと。
シトルリンはコドンで指定されているアミノ酸ではないため通常はタンパク質に含まれないが、タンパク質中のアルギニン残基がペプチジルアルギニンデイミナーゼによってシトルリンに変えられる。
日本においては、厚生労働省が2007年8月に食品への使用を認めたことから、昨今注目を集めている。(なかには「厚生労働省が認可した〜の効能を持つ物質」などという表現もあるが、「効能を認可」したわけではない。「非医薬品」であり、食品添加物として使用されることが認められたものである。)